「自分に無関心状態で、何もできない」「友達の部屋がどんどんゴミ屋敷になっていく…このままじゃまずいけど何をしてあげたら良いの?」

セルフネグレクトは現代病の1つで、精神・そして衛生上でも問題になっています。
最終的に孤独死の原因ともなり得るため、早く解決するに越したことはありません。
この記事では大阪でセルフネグレクトでお悩みの方のために、セルフネグレクトの概要や特徴、原因を解説します。
その上で、セルフネグレクトへの対処法を解説するので、ご自身または家族や友人がセルフネグレクトの疑いがある方は参考にしてください。
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ゴミ部屋の原因はセルフネグレクト?

部屋が異常に汚い、または周囲にゴミ部屋に住んでいる人がいる場合、その原因はセルフネグレクトかもしれません。
高齢者に多い病気と言われていますが、実は若者にも広がっているの現状。
その半数は女性であり、45%ほどは男性です。
セルフネグレクトはその名の通り、自分を見捨ててしまう病気。
さまざまな原因によって自分のケアができなくなり、ゴミ部屋になっても気にならない状態になってしまいます。

セルフネグレクトの特徴

セルフネグレクトとはどんなものか、より詳しく解説します。
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部屋が異常に汚い
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使えないものや価値がないものを集めてしまう
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明らかにゴミやガラクタを捨てられない
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食事を取らない
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お風呂に入らないなど衛生環境が悪い
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援助を拒否する
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薬を飲むこともできない
ご自身、または身近な方がセルフネグレクト状態かどうかを判断するためにもまずは特徴を知っておきましょう

部屋が異常に汚い

セルフネグレクトは身の回りに無関心になるのが特徴で、部屋の片付けや掃除も当然できません。ゴミを捨てずに虫が沸いている、ゴミ袋の中に住んでいるような状態の人も多いです。
周りの人が片づけてもすぐに元通りになるようなケースが多いでしょう。

使えないものや価値がないものを集めてしまう

セルフネグレクトの特徴として、溜め込み症状も現れます。無価値なものを集めてしまい、捨てられません。
例えばペットボトルをたくさん集めていたり、人から見れば明らかにガラクタなのに収集しています。

明らかにゴミやガラクタを捨てられない

本人がゴミだと認識していても、ゴミ捨てに行けません。ゴミ袋にまとめて部屋に放置、悪臭を放っているようなケースもあります。
食べかけのカップラーメンの器をそのまま放置して、腐っているような場合もあるでしょう。

食事を取らない

最低限の食事しか取らない、または栄養にも一切配慮しない食事も特徴です。
ジャンクフードだけを食べ続けたり、または食事自体ランダムにしか取りません。
日頃は寝ていることが多く、お腹が空かない方も多いです。
お風呂に入らないなど衛生環境が悪い
お風呂にも入らず、トイレに行くのが面倒でペットボトルに用を足して並べているような人もいます。
人間は衛生環境も大事ですが、セルフネグレクトに陥ると衛生環境にも無関心になってしまうからです。

お風呂に入らないなど衛生環境が悪い

お風呂にも入らず、トイレに行くのが面倒でペットボトルに用を足して並べているような人もいます。
人間は衛生環境も大事ですが、セルフネグレクトに陥ると衛生環境にも無関心になってしまうからです。

援助を拒否する

手助けしようと思っても、本人が頑なに拒否することも多いです。高齢者がデイサービスなどを頑なに拒絶する、または若者でも人と関わりたくないという理由から人の援助を受け付けません。
精神的な原因、またはこんな自分を見られたくないという心理が原因になります。

薬を飲むこともできない

病気でセルフネグレクトになっている場合は、薬の管理もできなくなります。
服薬自体が面倒になり、無関心になっているため病状が悪化してしまうでしょう。
誰かの助けが必要ですが、現在の日本の福祉システムは本人の合意なしには実行できないため、十分な援助ができません。

セルフネグレクトを引き起こす原因とは?

どうしてセルフネグレクトになってしまうのでしょうか?実はセルフネグレクトには特段理由がないことも多いと言われています。急に無気力になり自分を見捨てる状態になる、というケースもあるようです。
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精神的にダメージを受けて無気力になっている
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経済面で生活を立て直せない
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周りに頼れる家族や友人がいない
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身体機能が落ちてしまっている
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認知症になっている
現状ではっきりわかっている原因について解説します。

精神的にダメージを受けて無気力になっている

何か精神的にトラウマ、ショックを受けることがあり、それによって無気力になってセルフネグレクトが発症することもあります。
ストレスの積み重ねなどが原因で、うつ状態になっていることが原因です。

経済面で生活を立て直せない

お金がないことで最低限の生活が維持できず、セルフネグレクト状態になってしまうケースもあります。
金銭的に余裕がないと精神的にも荒廃し、自分のケアができない状態から「しなくても良い」と言う心理状態になるからです。
生活保護を受けることで生活自体は改善するのですが、生真面目で「人に迷惑をかけたくない」という人ほど国の福祉を利用することができず、セルフネグレクトに陥りやすいでしょう。

周りに頼れる家族や友人がいない

孤独な人、社会的に孤立している方もセルフネグレクトになりやすいです。人との関わりが無いと、精神的にも落ち込んでしまって引きこもり状態になることも。
また、周囲に人がいないと生活にハリがなく、無気力になってしまいます。
メンタルへの悪影響も大きく、また手助けやアドバイスをしてくれる人もいないため、症状はどんどん悪化するでしょう。

身体機能が落ちてしまっている

病気や高齢化で身体機能が落ち、片付けや衛生環境を整えるのが難しくなってしまい、セルフネグレクト状態になることもあります。
片づけたいと思っていても、体が動かないので仕方がありません。
そのうちに諦めてしまい、自分のケアができない状態になっていきます。

認知症になっている

高齢化によって脳の認知機能が起きると、必要な行動が取れなくなります。
認知症にかかっていると、何かを異常に集めたり片付けができなくなることで、衛生観念も欠落してしまうのです。
この場合は誰かのケアが必要ですが、セルフネグレクトの方は独居の方が多く、ケアが行き届かないことが多いでしょう。

セルフネグレクトを改善する方法とは

セルフネグレクトになっている方や、周囲に思い当たる方がいる場合はどうしたら良いのでしょうか?
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大阪の自治体などの相談窓口を利用する
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病院に行ってみる
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介護サービスを利用して生活を立て直す
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部屋の片付けを不用品回収業者などに依頼する
セルフネグレクトを改善するためには、人の助けが必要です。どのように助けを求めればよいか、その方法を解説します。

自治体などの相談窓口を利用する

まず大阪の自治体には、福祉相談窓口があります。金銭的な事情があるなら生活保護の受給も可能ですし、その他サービスの紹介などを請け負う窓口もあります。
日本は福祉制度はかなりしっかりしているため、相談さえすれば適切なケアを受けられるでしょう。自治体職員が見回りをしてくれるサービスもあり、ご家族が遠方に住んでいる場合でも安心です。

病院に行ってみる

精神的なショックやうつ病などが原因の場合は、心療内科などを受診すると良いでしょう。セルフネグレクトの方が自分で病院に通うのは難しいので、通院サポートをしてあげるのがベスト。
トラウマを治療したり、適切な投薬で症状が改善してセルフネグレクト状態から脱出できる可能性もあります。

介護サービスを利用して生活を立て直す

身体的に自分のケアが難しい場合は、介護サービスを利用するのも良いでしょう。デイケアや家に通ってくれるヘルパーさんを雇用して、部屋の片付けや入浴のお手伝いをしてもらえます。
人との交流が増えることで精神面も改善し、認知機能が改善するケースも多いです。

部屋の片付けを不用品回収業者などに依頼する

まずは部屋を片付けて、本人の気力回復を促す方法もあります。セルフネグレクト状態の部屋を、家族や本人が片付けるのはほぼ不可能です。
そのため、不用品回収業者などに依頼してゴミをそのまま引き取ってもらうのがおすすめ。
部屋の片付けも一緒にしてくれるので、掃除とゴミ回収を全て任せられます。
費用はかかりますが、トラック積み放題プランなどを使えばコストは抑えられますよ。

大阪でセルフネグレクトでお悩みの方はお助けマスターへ

大阪でセルフネグレクトに悩んでいる、または周囲の人が同じ状態ならお助けマスターへご相談ください。
健全なメンタルを保つためにも、片付けが必要です。そのためにはプロの業者の手を借りて、掃除と不用品回収を一括で行いましょう!お助けマスターはトラック積み放題プランも用意しています。まずはお問い合わせだけでもしてみてください。
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